IR情報

投資家の皆様へ

 株主の皆様におかれましては、日頃より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。まずは新型コロナウイルス感染症に罹患された皆様に謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早い感染終息を心より祈念いたします。

 当連結会計年度は、既存店の業態変更後の業績が好調に推移したものの、原材料の高騰、電気料金等の値上げの影響がそれを上回りました。その結果、連結営業成績は連結経常利益が14.9%減少、親会社株主に帰属する当期純利益が12.9%減少となりましたが、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに過去2番目の業績結果となりました。

代表取締役社長 岩崎裕文

代表取締役社長
岩崎裕文

3つの重点施策の進捗

 当社グループは「圧倒的な地域一番店作りと高生産性店舗の構築」をスローガンに掲げ、以下の3つを重点項目とした攻めの戦略を進めてまいりました。

1.生鮮市場TOP!への業態転換促進

 「Always New~いつでも新鮮があるところ~」をコンセプトに、既存店を「生鮮市場TOP!」への転換を実施し、2022年9月末現在で16店舗となりました。またお客様にプラスの価値を提供することをコンセプトとする「マミープラス」への転換を2店舗実施いたしました。

2.ローコストオペレーション

 作業の部門横断化・標準化への取り組みとともに、LSP(レイバー・スケジューリング・プログラム)による最適な人員配置の実現、定型作業の本部集約とその作業のRPA化(ロボティック・プロセス・オートメーション)するなど、業務効率化、人為ミスの削減を図っております。

3.未来に繋げる投資

 彩裕フーズにおいて第2工場を新設移動いたしました。惣菜と精肉を各々専用工場で製造することで、一層の品質向上とともに高付加価値化・生産性の改善を推進いたします。また、埼玉県三郷市に物流センターを新設し、物流を2拠点化いたしました。

今後のアクションプラン

 当社では「EnjoyLife!」のグループコンセプトの下、「ディスティネーションストアへの進化」をスローガンに、「トップラインの拡大」「生産性の向上」「下支えする仕組みの構築」を3つの重点項目と定め、各施策で課題に対応してまいります。

 特に「トップラインの拡大」では、「生鮮市場TOP!」の推進と「マミープラス」の更なるチャレンジにより、時代の変化に対応してまいります。株主の皆様におかれましては、引き続きご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2022年9月

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