株式会社マミーマート

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“自分らしさ”を強みに、
店舗を変え、育てていく。
それが店長としての醍醐味。
マミーマート Y店
店長
I.Y.
1996年入社
経済学部経済学科卒
新卒で土木関連の企業に勤めた後、マミーマートに中途入社。北本店を経て坂戸千代田店で店長に。その後、本社で販売部長を10年間務める。カスタマーサービス部長を経て再び店舗の最前線に復帰し、栗橋店、所沢青葉店の店長を経て、2023年より現職。休日は友人と1泊2日の温泉旅行でリフレッシュ。渓流釣りも楽しむ。
この会社はどんどんよくなっていく
マミーマートに入社して30年近くになります。振り返って、改めて素晴らしい会社で過ごさせてもらったというのが実感です。
新卒で入社したのは、知人の経営する土木系の会社でした。経営面での不安などもあり2年目には退職を決意。転職活動をしました。当時、私の母がマミーマートでレジのパートをしていて、ことあるごとに私に「いい会社だよ」と言うのです。その言葉に背中を押されるように、私もマミーマートの門をたたき、入社を決めました。あのときの母の「いい会社だよ」という言葉は本当だったわけです。しかもどんどんよくなっている。例えば福利厚生制度や労働環境など、常に改善を重ねて、実に働きやすい会社になりました。昔は店長と言えば朝から晩まで走り回っていたものですが、今は残業もほとんどなければ、有給も消化できています。ワークライフバランスの充実度は、素晴らしいと思います。
これは経営陣が従業員を大切にする経営を貫いてくれたおかげです。先日はそのことへの感謝の気持ちを込めて、旅行のお土産の地酒を社長にプレゼントしました。社長は「聞いたことのない酒だな」なんて笑っていたけれど、こんなふうに気の置けない会話が社長ともできるなんて、素晴らしいと思いませんか。人と人の距離がとても近い会社なのです。
意識が変われば店舗も変わる
店長の醍醐味は、自分次第でお店を元気にしていけることです。赤字のお店を任されたときは、少し強引でしたが、様々な改革の手を矢継ぎ早に放ちました。結果的に赴任して4ヵ月で、お店は黒字に転換しました。現在のお店についても、利益こそ出ていても売上は長期的に右肩下がりを続けていました。手遅れになる前になんとか抜本的な対策を打たなくてはならないということで、私に異動の辞令が下ったのです。
もちろん店長1人でお店を劇的に変えていけるわけではありません。従業員が変わっていくことが絶対に必要です。受け身でなく、主体的に改善に取り組んでいき、その積み重ねでお店はよりよい方向へと舵を切ることができるのです。そのためにどうするかというと、私は背中で語るタイプなので、自ら先頭に立ってお店の業務改善に取り組みました。私のそんな姿を見て従業員たちが「自分もやってみよう」というマインドになることで、主体的な取り組みが生まれてくるのです。
こういうことを私は誰かに教わったのではありません。自分なりに試行錯誤を重ねてスタイルを築いてきました。マミーマートの素晴らしい点は、そうした取り組みを一任してくれるところです。責任を持たせ、自由に腕を振らせてくれる、そんなカルチャーは私にとって心地よいものです。
あえて火中の栗を拾う理由
順風の中にあるよりも、逆風に苦しむ店に飛び込んで立て直す仕事が、私は好きです。火中の栗は、拾うまでは本当に大変だけれど、拾ってみれば案外美味しいものなんです。周囲は「また大変な仕事を引き受けたな」と思っているかもしれませんが、私本人は案外楽しんでやっているんです。
だからこの先もずっと現場で頑張ることになると思います。今のお店が右肩上がりになったら、また別のお店に異動して、立て直しに挑むことになるでしょう。そういう仕事が自分には向いていると信じています。
あとは、人材の育成ですね。ベテランと呼ばれる立場の人間にとって、後進の育成は大きな使命です。個人的な希望で言えば、私の背中を見て「店長という仕事も面白そうだな」と思ってくれる若手を育てたいと思っています。そんな人材が1人でも多く現れてくれるよう、これからも背中で仕事の魅力を伝えていくつもりです。
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