株式会社マミーマート

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店舗座談会
笑顔が咲くお店でありたい
マミーマートの主役は、店舗で日々働く従業員たち。
どの店舗でも、全員がよりよい環境づくりに向けて、主体的に取り組んでいます。
店舗で働く醍醐味や喜びについて、語り合いました。
H.S.
マミーマート Y店
鮮魚部門 チーフ
A店 精肉部
2015年入社
経済学部経済学科卒
大切にしている言葉
「常にポジティブであれ」
I.Y.
マミーマート Y店
店長
1996年入社
経済学部経済学科卒
大切にしている言葉
「強引にマイ・ウェイ」
N.Y.
マミーマート Y店
青果部門 チーフ
2016年入社
未来科学部情報メディア科卒
大切にしている言葉
「いつだって全力投球」
──現在、店舗で力を入れていることを教えてください。
I.Y.
私たちのお店は2017年にオープンしました。商圏は半径3km。午前中はご年配のお客さまが中心で、昼から夜にかけては比較的若いお客さまが多いです。
N.Y.
一週間で見ると平日はご年配のお客さま、週末には車でいらっしゃる若いファミリーが多いですね。週末に跳ねる(売上が伸びる)店舗なんです。それに合わせて売り方も工夫しており、週末はお得感を出しつつ客単価が上がる仕掛けをしています。1つでも多くの商品をカゴに入れていただきたいんです。
H.S.
年末年始やクリスマス、ひな祭りなど、ハレの日も跳ねますよね。
N.Y.
店長が代わるとお店も大きく変わると言われますが、Hさん、どう感じていますか。
H.S.
I店長がこのお店に赴任されて数ヵ月、雰囲気はがらっと変わりましたよ。
N.Y.
同感です。例えばバックヤードがすごくきれいになりました。以前は商品が山のように積まれていて、探しものに時間を取られていたのですが、整理整頓を徹底したことでその時間がなくなり、作業効率がずいぶんと上がりました。
I.Y.
私の赴任した時期が、たまたま物流が混乱していた時期と重なり、結果として乱雑になっていました。前の店長も大変だったでしょう。
H.S.
I店長が率先して整理整頓を始めたので、その姿を見ていると我々もやらなきゃっていう気持ちになります。それにつれて売り場の空気も和気あいあいとしてきて、従業員全体のコミュニケーションもよくなりました。
I.Y.
Nさんが言ってくれたように、店長次第で店が変わるというところが、店長という仕事の一番の醍醐味ですよ。それに伴って売上も伸びてきました。でも、まだ100点満点の10点。
N.Y.
厳しい!
I.Y.
店長の私が率先して動くんじゃなくて、従業員がもっと主体的に動いてくれて、その結果、売上も伸びていくというのが私の理想のお店です。そうなったら店長は何もしないで、休んでたっていい。そうなるまでに道は遠いから、今はまだ10点です。
H.S.
競合店の出店も予定されているから、もっといいお店にしていかないと。
I.Y.
競争がシビアになっていくのは間違いないけれど、私としては楽しみで仕方がないんです。なぜならお店が鍛えられ、従業員も成長できますから。競合店の出店までに、お客さまが常に「マミーマートに行けば何かある」と期待してくれる、そんなお店にしたいと思います。
──従業員が主体的に働くために、
どんな取り組みをしていますか。
I.Y.
マミーマートでは「M3(My Mami Mart)カイゼン活動」を行っています。これはマミーマートをよりよい会社にするために、全員が主役となって取り組む改善活動のことです。当店からはこの2人が「M3カイゼン活動」の発表会にエントリーする予定です。
H.S.
私は鮮魚部門のチーフなんですが、鮮魚では価格や鮮度と同時に、お刺身やお寿司などの商品づくりがとても重要なんです。そこで若手やベテラン、パートさんの違いにかかわらず、誰がやっても同じクオリティの商品づくりをするための改善活動についてエントリーします。
N.Y.
私は商品を入れるトレーの発注について、全員が同じ水準でできるようにするための活動についてエントリーするつもりです。
I.Y.
内容については2人にすべて任せています。準備は順調のようですね。エントリー前には私もチェックさせてもらう予定なので、楽しみです。
H.S.
かつては店長もエントリーされたそうですね。
I.Y.
2会連続で発表会に出場し、1回目は優勝もいただきました。本来ならそのままスーパーマーケット業界全体の品質改善事例発表会にマミーマート代表として出場する予定だったんですが、コロナ禍で中止になってしまったのは残念でした。
N.Y.
店長から見て、「M3カイゼン活動」の意義とは何ですか。
I.Y.
お店の売り場で従業員が主体的に取り組んだ改善活動が起点となって、全店での取り組みに、さらには会社全体の改善活動に発展していくことが珍しくありません。制度や仕組みが変わることさえます。その結果、会社がよりよいものになっていく、素晴らしい取り組みだと思います。
H.S.
主体的な行動というところがポイントですね。
I.Y.
その通りです。だから店長や本部に遠慮することなく、自分のやりたいことを思い切りやった方がいいんですよ。今までのマミーマートの常識をひっくり返してやるぐらいの意気込みで取り組んでほしいと思います。2人とも、その点ではまだ遠慮があるようだね。
N.Y.
「M3カイゼン活動」は従業員の成長にもつながると感じています。
I.Y.
間違いありません。私はお店の皆と一緒に仕事をしながら、自分の知っていることは教えるし、わからないことは一緒に考えながら勉強しています。その中で、従業員が新しいことをやってみたいと言っても否定せず、どんどんやらせるようにしています。最終的な売上の責任は私が取るので、思い切りチャレンジしてほしいですね。
──お店ではどんな人材に期待していますか。
I.Y.
とにかく目の前の仕事にがむしゃらに取り組んでくれる方に期待したいですね。その結果失敗したとしても、怒ることはしません。新人なんだから、できないことがあって当たり前。頑張った結果の失敗なら、むしろ評価します。
H.S.
前向きな姿勢は大切ですよね。
I.Y.
特に若手に対しては、褒めて育てることを大切にしています。新人の方には“何でもアリ”ぐらいの気持ちで入っていただければと思っています。
N.Y.
私は、常に疑問を投げ返してくれる方に期待しています。仕事をお願いしたとき、ただ「わかりました」「終わりました」だけでなく、「どうしてこの仕事が必要なんですか」とか「別のこういうやり方はどうでしょうか」と返してほしいんです。そうすると、“この新人はここがわかっていないのかも”“次はこういうことに挑戦させてみよう”と思えるからです。
I.Y.
それはNさん自身の経験から?
N.Y.
ええ、そうです。実は1年目の私は、言われたことをきちんとやればいいと考えていました。ところが2年目にサブチーフに昇格した途端、自分があまりにも仕事をわかっていないことに気がついたんです。チーフを質問攻めにしながら“1年目にしっかり質問を返していたら、もっと仕事の理解を深められていたのに”と後悔し、その経験から後輩たちにはどんどん質問してほしいと思うようになりました。
H.S.
同感です。私も新人には失敗を恐れないで貪欲にチャレンジしてほしいと思っています。失敗するのが怖いという気持ちはよくわかりますし、私も新人の頃はそうでしたが、結果的に失敗からもたくさんのことを学んできました。受け身ではなく、前のめりの姿勢で思い切ってチャレンジしてほしいですね。
I.Y.
お客さまが「これはマミーマートでしか買えない」という商品をどんどん増やしていきたいし、「いつもマミーマートで買い物をしたい」というお店にしていきたいと思います。それには従業員が主体的に取り組んで、自分たちの働きやすい環境を実現していくことが大切です。定められた時間内は一生懸命働き、休みたいときは誰もがしっかり休めて、それでいてちゃんと利益もあげている、そんな100点満点のお店を一緒に目指しましょう。
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